不動産投資のレバレッジ効果について解説します
皆さんこんにちは(^O^)
セクトの近江です。
今回は不動産投資の「レバレッジ効果」について解説したいと思います。
不動産投資は「銀行から借り入れできる」という、他の投資には無い特徴があります。
借り入れすることにいい印象を持たない方もいらっしゃると思います。
しかし、借り入れができるからこそ不動産投資は儲かるともいえます。
なぜなら、借り入れすることでレバレッジが効くからです。
レバレッジとは何でしょうか。レバレッジは「てこ」のことです。理科の授業で教わった「てこの原理」の「てこ」です。
てこの原理を使うと小さな力で重たいものを動かせるようになります。
投資の世界では、少ない投資で大きな収益につなげることをレバレッジ効果といいます。
具体的に説明します。
1000万円の自己資金を利用して不動産投資を始めるとして、以下2物件をシミュレーションしてみましょう。
物件名 | Aアパート | Bアパート |
---|---|---|
価格 | 1000万円 | 5000万円 |
利回り | 10% | 10% |
Aアパートは借り入れせずに購入できます。
1000万円×10%=100万円(年間)
の年間収入となります。
Bアパートは自己資金だけでは購入できないので借り入れが必要となります。
自己資金では賄えない4000万円を期間20年、金利3%の条件で借り入れをしたとすると、年間の返済額が約270万円となります。
Bアパートの収入は5000万円×10%=500万円(年間)となります。
そこから返済したら500万円ー270万円=230万円が手元に残るお金となります。
さてAアパートとBアパートを比べてみましょう。
どちらも1000万円の自己資金を投じ、どちらも同じ10%の利回りですが、借り入れを利用したBアパートの方が2倍以上の収入となっています。
これがレバレッジ効果です。
もちろん、常に「借り入れする=レバレッジ効果」が成立するわけではありません。利回りや金利の条件によっては借り入れすることで逆に収入が減ってしまう「逆レバレッジ」になる場合もあるので注意が必要です。
とはいえレバレッジ効果は不動産投資の醍醐味ですので是非ご理解のうえ今後の参考にしていただければと思います。
本日はこのあたりで。
不動産投資についてのご相談はセクトまで!