セクト創業の地である北見市のご紹介
セクトは北見市内に2店舗、隣町の美幌町に1店舗営業しています。今回は創業の地である北見市について、不動産投資や賃貸経営に役立ちそうな情報をご紹介したいと思います。
賃貸経営に役立つかもしれない北見市のデータ
誰でも見ることのできる各種統計から北見市について調べてみました。
北見は広い
北見市は東西110㎞の広さがあり、日本の自治体の中でも有数の広さだそうです。これほどまでの広さになったのは2006年に近隣の留辺蘂町・端野町・常呂町と合併したためです。
ちなみに当社に管理委託いただいている賃貸住宅の約98%は旧北見市内にあります。旧北見市内以外ではあまり賃貸経営は活発ではないと言えますね。
北見市の各種統計数値
北見市のホームページに人口統計が載っています。2021年5月31日時点の人口は約11.4万人、世帯数は約6.1万世帯です。
過去の統計もあったので5年分さかのぼってみました。
人口は減ってますが世帯数は微増しています。人口が減っているのに世帯数が増えているのは単身世帯や核家族の増加が考えられます。
国土交通省の統計で住宅の着工件数も調べることができます。
これでどれだけの住宅が新築されているのか分かります。持家や貸家など全て含めると過去4年間は年間平均605件新築されているということです。
先ほどの人口統計によると年間世帯数の増加は86世帯なので単純に引き算して
605件ー86世帯=519件
の空室や空き家が生まれているということになります。
空室にお悩みのオーナー様もいらっしゃると思いますが、北見は住宅の供給過剰で人口構造的に空室が生まれやすい状態であると言えます。
家賃はどのくらい?
北見駅から車で5分位の距離にある新築だと木造1LDK40㎡位で6万円前後、木造2LDK60㎡位で7.5万円前後といったところでしょうか(私の感覚値です)。ちなみにRCのマンションはほぼ建ちません。北見駅から距離が離れるにつれて安くなっていきます。
建築費が高くなっていることもあってか、新築家賃は10年前より10%程度高くなっています。業界指標として年間1%家賃は下落するといわれていますが、築10年位の物件だと新築時の家賃を維持していることが多いです。
普通、供給過剰だと値下がりすると考えられますが、今のところ少々家賃が高くても新しくて設備の整った住宅(最近の新築アパートは設備が充実しています!)に住みたいという方が多いのかもしれません。
結局北見で不動産投資ってどうなの?
供給過剰で空室が多いから北見は不動産投資をしないほうがいいのか?というとそういうわけではありません。
もちろん人口減少に伴う空室リスクはありますが、人口が増えている都市に比べて土地が安く、人口減少リスクを織り込んでいるということもあって売り出される物件の利回りは高めです。
高入居率を維持できればお金を残しやすいというメリットがあります。
空室対策をしっかりやれば、まだまだ投資に値するエリアだと思います。
空室対策についてもいつかこのブログでご紹介したいと思います。
今回はこのあたりで。